読書感そう文「アンコールをもう一度」を読んで

アイドルの素質って、何だと思う?


もしもアニメ一期で廃校が取り消されなかったら!?


女の子は、だれでもアイドルになれるんだよ

ンコールをもう一度 サイト (更新の度に最初に出てくる言葉がランダムで変わるぞ!)

買ったの、夏コミ(8月)
読んだの、購入当日(8月)
感想文を書くの、今(遅すぎ)

水之江めがねさん、鎌鼬さんの二人によるifの世界線が描かれる合作長編小説

と知ったかのように両名の名前を出してはいるが、前から名前を知っていたどころか、文章メインの同人誌を買うこと自体が初めてのレベル。そもそも文章を読むタイプの人間ではない自分。
そんな文章慣れしていない自分がすんなり楽しく、夢中になって読める素晴らしい作品でした。今ではこの両名の作品を楽しみにしているこんな私になっちゃった(単純)
カバー、帯の折り返し部分に劇中セリフの引用が書かれてて、それだけで涙腺がちょっと突かれる素晴らしポイント。


描かれるのは、アニメ1期で廃校が阻止できなかったその2年後の世界。
2年後なのでもちろん在校生は1年生(現3年)の3人のみ。
フルメンバーで阻止できなかった廃校。翌年6人になったμ`sでも覆すことができなかった(らしい。劇中では描かれない)。9人でもできなかったのに、たった3人で何が出来るというのか。それでも頑張ろうとする3人。かつて、どうすればいいのか誰もわからない場所から走りだした先輩のように。
みたいな

最初から「よっしゃ頑張るぞ!」とはならず、何かと問題を抱えながらのスタートで、3人のムードもなんか険悪な状態。そこから徐々に問題を解決していくのだけど、2年間で成長した1年生組の姿を見れるのが非常に嬉しい気分になる(謎の親心)
時折先輩譲りの雰囲気をどこかしらから醸し出す瞬間を見て想像が膨らむ。

1年生メインではあるけどアニメに出てきたキャラは全員出てくる。矢澤とほのかはわりと出番多目。死ぬほどこの二人がカッコいい
ちょっとだけことうみっぽい要素ある。最高~~~~~~~~~
何かと演出がニクくて涙が出そうになる。2年後のUTXのヤツらには度肝を抜かれる。
わりとにわかに分類されそうな僕が言うのはアレだけど、同人小説だけどキャラ崩壊とでもいうのか、各キャラ全員がそのまま公式から来たとでもいうような。すごくすんなりと読めたわけで。だから2年後の世界でも「ああ、本当にこんな感じになりそうだな」と納得もするしすごく嬉しい気持ちになるわけで。

文章自体のクォリティも文学文学していて、よくネットにある台本形式のSSではすんなりと流されそうな唄う、踊る描写をすごく事細かく書いてあって「おぉすげぇ」と勝手に感動してました。とにかくすごい(月並小並)

ラ!好きな人みんなが楽しめるのではと思うぐらいの逸品だと僕は推していきます。



こう、書き始めてから思ったけど、やっぱりこういう文章力はないみたいで、言いたいこと全然出し切れてないけどなんて書けばいいのかわからない。もっと書けるように、楽しめるように、もう少し文章に触れていこうと思いました。