初めての涙を思い出そう

ちんぽどすえ(挨拶)

 

そろそろ書いておかないとまたブログ放置してしまうと思うので、なんとなく考えてたことを見切り発車的に書きます(犯行予告)

 

タイトルにあります「涙」ですが、何も産声を上げた時の涙や、一人で遊んでいたら痛い目にあって泣いたときの涙や、隣の家の敷地内に積まれていた冬タイヤに何を思ったか火をつけて全焼させた(実話*1)ことをめちゃくちゃ怒られて流した涙のことではありません。

 

漫画でもアニメでも何でもいいんですけど、何かしらの作品を見たことで涙を流した経験がオタク*2の皆さんには少なからずあると思いますが、その泣き方をした初めての作品を思い出せますか?というのが今回の話です。

 

ワタシの場合、これに該当するのは「アイアン・ジャイアント」になります。

youtu.be

 

(これは嘘。実際はアニメ放映されてたぬ~べ~*3だが、話が進まなくなるのでノーカンとする。)

 

この映画を見た小学低学年頃のzenryoku_touhi少年は、それはもう馬鹿みたいにボロ泣きして、親をドン引きさせた挙げ句「2度とこんな映画見せないで」と謎のキレ方をしたくらいには衝撃を受けていたんですが、今この映画がアマプラに入っているぞと友人に教えてもらったので20年以上ぶり?の再視聴をキメました。

 

まぁ?あんまり記憶がないとはいえ2度目ですし?もうアテクシも大人ですので?流石にもう泣かんでしょうよ~、と高をくくっていたわけですが

 

 

完敗しました。

 

今見ると、どちらかというと主人公の母親の気持ちのほうがわかってしまったり、吹き替えが井上和彦大塚芳忠なところにテンションを上げるなど、当時とは違う見方になってるな~とは思いつつ、結局当時と同じところで泣いてしまいました。

 

こう言ってしまうといかにもインターネット老人仕草になってしまうんですが、自分が子供の頃に見た作品を見返したりするのは、自分の半生を思い返すこともできてなかなかいいですよね。

まあ思い返しても大していい思い出もないどころか、何故おれはこんな人間に…と悪い気持ちになったりもするんですが…

 

皆さんも初めて涙を流した作品を見返して、半生を思い返したり何故おれはこんな人間に…と悪い気持ちになってみてくださいね。(見切り発車ゆえのオチなし)

 

*1:幼稚園入る前とかだったと思う。放火魔の素質でもあった?

*2:このブログはオタクしか見ないだろうと踏んでいます

*3:内容関係なし画面も見てないのに怖くて泣いた

あんたいつまでゲームやってんのよ!

ちんぽどすえ(挨拶)

 

唐突ですが、僕の地元の友人のお話をします。

僕の人生に結構大きな影響を与えている人物で、「ゲームだけが友達だ」と決めて孤独な高校生活を覚悟して入学したワタシに声をかけてくれた恩人みたいな人です。

 

彼はアニメとギャルゲエロゲの類が好きで、彼から薦められてゲーム以外のオタクコンテンツに触れるきっかけになったわけですね。一説ではこれは呪いだったという噂もありますが…

 

そんな彼ですが、今年の春らへんにLINEでこんなことを言っていました。

「最近ゲームできなくなったんだよなぁ」

と。

 

マジすか。

 

 

 

家庭を持って忙しくなって~とかならわかるんですけど、そういうわけでもなく、スマホゲーでも家庭用の据え置きゲーでもすぐに飽きて長続きしないとのこと。

アニメもあんまり見なくなってるらしく、その分浮いた時間はパチンコか釣りをしているらしい。*1

 

 

まぁ、老いたオタクが新しいものに取り付くことができなくなってきた…という話はネットを見ると珍しい話ではありません。

アテクシと彼も御歳30。

老いたオタクに該当するような年齢になったわけではありますが、それでもオタクコンテンツの始点となった彼がそうなったのは結構ショックがでかいんですね。

 

彼はワタシと違って結婚願望があり、そっちの方面の活動もしているので日常の楽しみというか、頑張ることがあるのでいいと思うんですけど、もしワテクシがそうなった場合はどうでしょうか?

結婚願望もないし、遊んでもらってる今の友人関係も、ゲームがあってこそみたいなところがあるので、そこも徐々に疎遠になり、釣りとかの新しい趣味も持てるかどうか…

床の黒いシミまっしぐらな未来。それを考えると「もうか…」と、薄ら寒いものを感じずにはいられません。

 

 

いつかそうなるのか?

 

いやいや、そうならないように一つ新しいゲームに手を出そう。

 

でも、それで始めてみてもコントローラーを早々に手放してしまうかもしれない。

 

そうなってしまったらおれは…

 

と湧き出てくる不安を振り払い、勇気を出して3連休初日にSEKIROを始めました。

www.sekiro.jp

 

「SEKIROから逃げるな」がちょっとしたネットミームになるぐらいに高難易度なことで有名なゲームですが、果たしてワタシのゲーム人生はどうなるでしょうか…

 

 

 

 

 

↓3連休終了後

 

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プレイ時間24時間超え

 

ば~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~りクソ楽しい!!!

 

連休中の3大欲求が完全に食欲、睡眠欲、忍殺(SHINOBI EXECUTION)欲*2になった。

 

初日は「ムズい!しんどい!」と喘いでましたが、デモンズとブラボで培った戦い方をそのまま通そうとしているのが間違いで、常時インファイトの剣戟を繰り返すことが大事だと気づいてからは、もう雑魚敵との戦いだとしても楽しくて仕方がない!

 

デモンズ、ブラボ等と大きく違うのは、一回詰まってもキャラのレベルを上げて再挑戦、というのが基本的に不可能なので、純粋に自分の腕を上げる以外に突破する方法が無いんですよね。

だからこそ難しいし、倒せたときの喜びも一際でかい!

どんどん行けるエリアが広がってくし、どこもかしこも息を呑むような美しい風景にも惹かれまくりです。

 

 

とはいえ一度戦闘に慣れると露骨な初見殺しな罠や敵配置もない、細かなところにコンティニューポイントがある、落下即死がない、キャラの成長方針の失敗で弱いキャラになってしまうとかもないので、何ならデモンズのほうが難しかったかもしれんな…と思ってしまいますね。

まあまだ類稀な強者(大ボス)5体?ぐらいの進捗具合なので、こっから先にさらにめちゃ強いやつがいたらこの発言は撤回しますが…

多分デモンズ思い出補正によるものなのでこれは老害の意見です。

 

 

というわけで、前書きが長くなったけどただのSEKIROプレイ日記でした。

トロコンとかするかはわかりませんが、しばらくはSEKIROばっかやると思います。

 

 

いつまでもゲームやりたいね!じゃあね!

 

SEKIROから逃げるな、とは申しますが逃げる気など毛頭ございません。

仕事から逃げさせて欲しい。(辞世の句)(句?)

*1:地元はど田舎なのでこれぐらいしか娯楽がない

*2:SHINOBI EXECUTIONってなに?

インターネットからの呪い、或いは祝福

ちんぽどすえ(挨拶)

 

前回のしょうもな日記、お友達とDiscordで通話しながら書いていたんですよ。

通話自体は頻繁にやってるわけではないんですけど、まあ大抵すごくどうでもいいようなことを話しています。

 

通話の中での話題はいつも流動的に変わっていて

何かの話→それについて知ってることとか思い出→そこから派生した何かの話→それについて知ってることとか…

の無限ループをする、時には自分の好きなことを話せて、時には相手の好きなことやら面白い話を聞ける楽しい会話です。

 

日記を書き始めた頃くらいの話題は確か、各自が中学~高校生くらいの頃に見ていたNHK系アニメは?みたいな、老人特有の過去を懐かしむような話題でした。もう歳だよアンタら。

 

ちなみに、ワタシはちゃんと見たことはないから機会があったら見たいやつってことで「マリー&ガリー」を挙げたら満場一致で「なにそれ?」って言われました。なんで?

【公式】マリー&ガリー 第1話「ふしぎな街のマリカ」 - YouTube

 

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科学のちょっとした知識も得られるいいアニメなんだよ。

 

 

 

そんなわけでぐるぐる流れていく話題に対して、自分の溜め込んでいた知識から探してなんかあったら言及する、ということを続けていたら、いつのまにかタツノコプロのキャラが出る格ゲータツカプ)の話になっていました。

 

さて、格ゲーは割と専門外…特に言及できる要素もないので、まあ適当に聞き流しておこうかな…とも思いましたが、己の引出しの中にただ一つだけそれに関連しそうなものがあったので、それを投げかけてみましょう。

 

おれ「ねぇそれってさ、確かヤッターイラマチオ*1のやつ?」

 

一拍おいてからの「は?」「なんだよそれ」「知らねぇよ」「意味不明」「また変なインターネットの話しようとしてる…」などの非難轟々雨あられ

アテクシ、このような反応をされることは割と頻繁にあります。悲しいですね。*2

 

Discordのチャットにこれを貼り付けて、ヤッターイラマチオが、ワタシ一人が編み出した妄言でも無ければ、特殊性癖の産物でもないことを証明してみせました。

 

しかしこのヤッターイラマチオ、やはり強烈なインパクトを誇るが故にその後の通話の中に多大な影響を与えており

何かの話→ヤッターイラマチオ→それについて知ってることとか思い出→ヤッターイラマチオ→派生した何かの話→それにヤッついターて知ってるイラことマチとか

と、話題のループの中に、ターンXの覚醒中格闘特射のような便利かつ強力な派生技のように差し込まれる形となってしまいました。

 

この話をしている最中は

「よくもそんな変な言葉を我々に覚えさせてくれましたね!」

とでも言いたいような反応をされていたんですが、翌日になると

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覚えたての言葉を披露したがる子供のように嬉々として使ってるんですよね。

何なんすかねこれ(芹沢あさひ)

 

 

 

かくして、このときに通話していた面々には「ヤッターイラマチオ」という、とてつもない個性を放つ言葉が、日夜思い出すことはないにしても、ヤッターマンもしくはタツカプの話題に関連して思い出される言葉として、頭の片隅のどこかへ一生消えず残り続けるという呪いを受けることとなりました。

 

 

そして、このブログを読んでいるそこのあなたも例外ではありません。

あなたに刻まれた「ヤッターイラマチオ」が、あなたを苦しめる呪いとなるのか、はたまた、この「ヤッターイラマチオ」を誰かに共有することで、笑顔になれる人を増やす祝福と転じることができるのか。

それは、あなた次第です。

 

                   

インターネットからの呪い、或いは祝福 完

*1:実際言葉にしていたのはゲッターフェラチオ。ニアピン賞

*2:日頃の行いのせい、という説もあります

リハビリしょうもな日記

ちんぽどすえ(挨拶)

 

「やっていく」という話をしたので、しょうもない日記やっていきます。

日付空くと多分やらなくなると思うので…

 

・アップルウォッチが復活した

アップルウォッチ、使ってたんですけど今年の6月あたりからアップデートが失敗するとか言われて、腕につけられる文鎮になってました。

 

アップデートしようとすると

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こうなる

インターネットを確認できませんってお前その左上のWi-Fiのアイコンなんなんだよ。

 

 

どうもwi-fiが5GHzだとこうなるらしく、2.4GHzに接続しろとのこと。

でもそれ前にも試したけどダメだったんだよな~~~~それで3ヶ月ウォッチなし生活してたんだからさ~~~~~、と悪態付きながら昨晩再チャレンジしてみたら

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できてしまった。

これじゃあおれが「電源つかないんですけお!電源コード!?入れとるに決まっとるだろ!(入れてない)」って感じの人みたいじゃん…

なんで?

まあ無事使えるようになったのは嬉しいのでまた使っていきます。

 

・チョンポァイ(チャンピオンズミーティングのことです)

ここ最近は毎日レンタル3回でマイルS地固め持ちの水マを狙ってましたが

ようやくできた。

 

まぁこれだってスピードカンストしとらんし、パワーもっと欲しいし、切れ者引けてたらもっとスキル盛れたし…とか言い出すとキリないからこれでもう良いでしょう…という気持ち。

 

相当格上と当たらない限りは勝ちまくりモテまくり間違いなしや!

まずは手始めにルームマッチで適当に一般人を捻り潰してやるぜ!

↑結果:10回くらいやって0勝

 

ぜーんぜん勝てない。何?

勝てないっていうかどころか終盤までの1位キープが全然できてない。

脱出術あたりを使ってくるイウンがいるともうダメ。

でもこれこんな時期からルムマに来るやつなんて日がな一日暗い部屋にこもり育成とルームマッチをこねくり回してチャンピオン杯最適解を出すしか能のない独身男性ヘイトスピーチ)なので勝てなくてもしょうがないってことで…

まぁせめて決勝2位くらいになれればいいかな。

 

はい、今日はここまで。

やっぱ見切り発車的に書き出すとまとまりがないぜ。

移転したのと、やっていくという話

ちんぽどすえ(挨拶)

 

2013~2015年の間に25件ほど(少ないね。死にな。)書いて、そっからずーーーーーっと放置してたニコニコ動画のブロマガくんが今年の10月にサービス終了するとのこと。

 

便利なもので、書いてた内容はほぼ完璧、しかも数クリックでお引越しできたらしいですよ。すごいですね。ありがたいことです。

 

今内容を読むと「うわっキッッッッツ!!!!!」*1となるような文体のインターネット遺物をわざわざ引っ越しさせる価値があるのかと聞かれると……?

でも名古屋事故編に関してはそれはもう慰霊碑かのように残しておきたいので実行した次第。

 

 

で、それはそれとして、せっかくはてなブログ開設したのでなんか書いてく場として使っていきたいんですよね。

たまに他人のブログ読むと「おれも書き手ェ~~」って気持ちが出てくるし、普段から文章を書いておかないと衰える一方ですからね。というかもうだいぶ衰えてる気がする。

 

昔はTwitterで散見される、毎日の自身のツイートはほぼ0で、そのほとんどがRTだけみたいなアカウントを見て「なんのためにTwitterしてんだ?」と疑問を持ってしまうようなTwitter・エリート・オタク(最悪だよ)だったけど、最近そんな感じになってきてる気がする。

 

プリコネと上手のファンアートとひとつまみの全裸中年男性情報などのシェアをするだけでおれのお脳は「よし、Twitterをしたぞ!」と、ある程度満足感を覚えてたりするんすわ。このバカタレが。

 

すでに落とし所が迷子になってるし、クソ見づらいレイアウトになってると思う。

このへんははてブロに慣れていくのと、適当に書いていってお上手になりたいっすね。

毎日…は無理なので週報ぐらいの間隔で…(弱気)

*1:

でも今書いてることを数年後の自分が読むとまた「うわっキッッッッツ!!!!!」って言いそう。おれは愚か。

読書感そう文「SF合同誌 School idol Fictionally」を読んで・上

This world wishes for happiness

School idol Fictionally
上巻・ユメノトビラ

僕ラブ7で頒布された本作品。
前2つの感そう文でも同じようなことを言っていましたが、今回も相変わらず
「なんで、ラブライブで、こんなの出そうと思っちゃったの?」
と思わずにはいられないボリューム。
A5判型上下巻総計786ページ、総合計60万字超え、そして光る。
何もかもが規格外。もしかしたら今まで、自発的に買った本のなかで一番厚い本はこれかもしれない。

そんな気合&気合&愛の塊みたいなこの作品。それに応えられるかはわからないけど、稚拙な感そう文をつらつらと。

甘えたのは

ーーーーーユメノトビラを開いたその先には


 セ カ イ               
素敵なことうみが広がっていたーーーーーーー

頑張りすぎる園田をなんとかして休ませようとすることりのお話

最初僕は前評判というかなんというか、勝手なイメージとして、SF世界観の中でμ'sの誰かしらが辛く苦しい思いをしていくという苦行の結晶みたいな先入観を持ってこの本を開いたため、このほんわか安らぎ雰囲気にまず驚きました。そもSFというジャンルもようわからぬ。
どうせ謎の装置を押した途端悲惨なことが始まるんやろ~~?と疑ってかかった僕を裁いて欲しい。

南ことりに玄関口で「おかえりなさい」と言われること。それは全人類の夢。
ボタンの数がいくつまであるか明言されてなかったはずだけど、どれくらいまであるのかしら。そこまでボタンがあるのであれば、逆にことりが癒やされたい時に園田(25)とか欲しい。楽しさ無限大。いやぁSFっていいですね!(単純)

珈琲にをして

        こ  と  う  み  二  撃  確  殺

ユメノトビラを開くとことうみがたくさんある。
以上よりことうみはドリームコンテンツである。(Q.E.D

絶賛スランプ中のことりを気分転換させようとする海未と、アイドル大成してるにこの話

月並みな感想だけど、そこまで未来すぎず、でも新しい暮らしや価値観ができているぐらい先の近未来の世界を、文章で形にできるのは素直にすごいと思う。
宇宙進出、軌道エレベーター、月面都市。いつか本当に現実になるかもしれない。ならないかもしれない。そんな未来がちょっと恋しくなる。

作中の名前表記はウミ、コトリ、ニコで統一されていて、それ以外の名称で呼ばれる事はない。あくまでSF世界での存在であるから本編の海未、ことり、にこと=にはならないという意図なのだろうか。
でもにこだけは媒体によってはニコで呼ばれたりするときもあるし、それを狙ってたのかなと思わないでもない。

展開としてはワクワクするし、本当にことうみ生涯お幸せにって感じだ。
よかったです。(小学生並み)

Ring My Bell

まず鮮度の良いラブライブと1口大にカットしたマクロス7を、ドラゴンボールガンダムから取れたダシ汁で煮詰めます。水分が飛んでとろみがついてきたら最後に「友情」「努力」「勝利」をお好みで使い、味を整えたら出来上がりです。
みたいな(?)

少年漫画チックなラブライブ。でもこの凛ちゃんもうネガティブとかじゃなくてうつ病なのでは。μ'sの中では誰が一番強いんでしょうね!穂乃果がヒロイックな剣、海未が日本刀、真姫がダガーナイフ、凛が拳闘で、他のメンバーの武器はなんだろうねとかね!にこにはなんとなく双剣を持ってもらいたいイメージ。久しぶりに少年ごころくすられるよね。

眠り
真姫ちゃん大事故あいうえお

SFというジャンルに特別精通してるわけでも理解があるわけでもない僕だけども「ザ・SF
」と感じた。
いい具合に未来テクノロジー。いい感じに不思議な出来事。いい感じにハッピーエンド。

ちょいちょい第4の壁に触れてきてたり、効果音でフォントが太字になってたりと遊び心が見え隠れする。そういうの好き。
でも乗務員のキャラは仕事舐めてんのかって思う

AI矢澤が言う、思い出したのってなんなんですかね。やっぱりAIの方にもμ'sの記憶の因子みたいなのは残ってて、真姫の会話、ピアノから自力で記憶サルベージとかでもしたのだろうか。

とりあえず数十年後の真姫かにこかその子孫のどれかがタイムスリップして出港前の船に細工をする続編といくサイドストーリーは絶対ある。余裕である。(言い張る)
そもそも細工ができるなら出港自体を止めなさいという話だけど…例の曲のお陰でにこが超ヒットかなんかして、未来のためになる功績を残すとかなら別か。
そして実は隕石事故も未来から来た「真姫が将来生きていると困る団体の人々」の仕業で~(ターミネーターじみてきた)
こういう妄想の余地があるのいいよね。SFの魅力なのかな。

今はまだ、の途中
園田と絵里とエリーチカのお話

園田。ちょっとお話があります。園田、イケメンになるの禁止。ダメ。ずるい。

普通にいいえりうみ。守るとか、騎士とか、園田にぴったりな言葉ですよね。
いやまあことうみ大好きマンだからそこを基準にして考えてしまうけれでもそりゃあ恥ずかしがってタジタジになってる園田もいいけどやっぱりイケメン園田の魅力はすごいんですよね男の僕でも惚れるというかこういう風になりたいというかああもう本当に園田が園田で園田になりたい(作品の話をしろ)

エリーチカが顔赤くしてる事多かったしきっと昔から絵里のモロタイプみたいな感じだったんでしょうね。なんかもっと二人の関係が進んで「怒るかもしれないけど、海未って私の初恋の人に似てるのよね」「それって…」「小さい頃にロシアで会ってね」みたいなお話を持ちだされたら園田どうなっちゃうんでしょうね。
ああ、この二人の距離が変わってく様を希ちゃんと一緒にニヤニヤしながら眺めてぇなぁ…

高原野菜物語
平和of平和まきりんぱな

いやほんと平和of平和
3人が同棲してて、まあこれと言った困難やハプニングに遭うわけでもなければ、特別面白い冒険に出るでもない、ザ・平和。

近未来のテクノロジーに思いを馳せたり、時間を飛び越えるようなものがたくさんだけど、この作品には品種改良がより進んだ食材の話がふんだんに出てくる。
今回のSF合同でここまで食にフォーカスをあててる作品は無いのでは。
おにく大豆とか、甘みが前面に出されたじゃがいもとか、本当にあるなら食べてみたいものである。ただの肉大豆ではなくて「おにく大豆」と言うあたこの子らのほんわかさが伝わる。

変な視点で見ようとすると、ハバネロ並みの辛さを身につけてしまうようなトマトや、りんごのような味のするじゃがいもだとか、相当遺伝子書き換えられてるんだろうなぁ。
あまりラブライブ本編と大きな変わりのない3人がそこまでの遺伝子改良を施すような世界。
元は存在しなかった種の植物をどんどん作っていく世界。
これが人間だとしたら、謎の高次の存在に遺伝子を勝手にいじられて、高次の存在的に都合のいい部分が特化された新人類をどんどん作られていくわけですよ。成功しなかった失敗作もいるだろうし。怖すぎる。ヤプーかよ。
人語を理解するアルパカだってもしかすると。

実際やってるのは野菜の話なんだけど、ちょっとだけ怖いのかなと思ってもしまった。あらゆるいきものの遺伝子を操って、まるで本当に神にでもなったといえるぐらいのこともやってのけるような時代がいつか来るのかもしれない(考えすぎ)

時空ナンバーワンアイドル
超時空シンデレラ…? フロンティア的な…?脳量子波…?イノベイター的な…?

量子力学的研究をしている施設でなんか始まるみんなの話
真姫ちゃんが糞真面目なお話をしてお膳立てするけどただの面白いギャグだった

願ってたことが現実になるという前置きを受けていなかったとはいえ、願い事としてにこの事を思い浮かべてた凛ちゃんいいよね…いい子だ。
そして誰も怪我なく終えたのもきっと海未のおかげなんだろうな。園田。園田になりたい(n
度目)
誰かが「この時間を永遠に過ごしたい」みたいな願いを持ってしまってループ世界に入ってしまうIFストーリーをですね…(ループ好き過ぎ問題)

シュレディンガーの猫というと思い出すのは小学校の頃風邪で学校休んで、ボーっとしたまま教育テレビを見てたら、それの解説やってていかんせん幼かった為「は?」としか思わなかったけど、年月が経てば面白いこと考えるよなぁと思うようになりました。
知ってても実生活に殆ど関係ない、応用できないような小難しい話を上辺だけ聞いて「はぇ~」となるのは好きなのでそこも含めて楽しめました。
真姫ちゃん便利キャラ。

あとヒデコ、フミコ、ミカは存在自体がSFだと思う

聞こえていますか僕らの声
やさしい異星間交流をする凛ちゃんの話

モフモフさんの喋りが海未ちゃんっぽいし、多分月のウサギ的サムシングだったんだろう。
そして何かと海未ちゃんはうさぎ役を当てられるのでこれはうみりんです(強引)

何かと悪い方向に想像を持って行きたがるせいで「凛ちゃんが手伝ってたのが実は結構悪いことをするための前準備だったとかになるんかな…」とか思いながら読んでたらそんなことなかった。
きっと元から感情の起伏が少ない種の生き物で、毎日凛から教えられることは、すごく刺激的で興味深いものだったりしたら心がよりあたたまる。

事務所?にせんべいが置いてあるらしいけど、モフモフさん自信は経口摂取という事自体しないのに置いてあるということはどういうことなのか。他の宇宙人とかもいるらしいしせんべいを好んで食べる種がいてもおかしくないけど、凛の為に置いてくれてたりしたらいいね。

わたしのたったひとつののぞみ

私の望みは…叶ったよ…えりち… だいたい4:30からタイトル回収

違う(違わない)

いやもう開幕からずっと頭のなかでこれが。

希ちゃんのループもの。大好物。のはずなのに。
僕は希ちゃんが大好きな気持ちの悪いオタクで、できることなら彼女の好意が自分に向いてて欲しいとか本気で考えてるぐらいなので、ここまでうまく希ちゃんを救って相思相愛になるえりちを見てるとね、もうね、嫉妬が(ただの私怨)俺は彼女に必要とされたいだけなんです。

まあのぞえり系は幸せ具合とかラブラブイチャイチャポイントが高ければ高いほど比例して僕の心が穏やかじゃなくなるので、ある意味公正な判断材料になってるんじゃないですかね(投げやり)

という喚きごとはいいとして
ループで徐々に変わっていくっていう設定と、ラブライブ各媒体におけるキャラのブレ幅はすごく相性が良いっていうか、合理的にまとめられるから面白い。
超常現象なんとやらに所属してた本当に初期ラブライブ!の感じを持った希ちゃんも俺は大好きだよ・・・
ループ脱却の証が、朝目が覚めると隣で眠る好きな人がいるっていう構図は素敵ですよね。
交換日記じみたことを始めるえりち子供じみてて可愛い。でもダメ(私怨)
最後に卒業できなきゃ叶えられないのぞみを作るえりちイケメン。でもダメ(私怨)

こう、人付き合いの中で「仲良くなりたい。でも距離感がつかめないからどこまで踏み込んでいいかわからない~」みたいに思い悩んだりドキドキしたりするのが恋愛とか抜きにしても、苦しくも楽しい部分であるわけで、それらを既に経験してるせいで「だいたいこの時期まではその仲にはなってないな」というだいたいの感覚を覚えちゃってると途端に味気なくなっちゃうんだろうな。
そういう状態で歩む3年間×n回目はなかなかきつそう。それでも生徒会引いてはμ'sに入るってことは、希ちゃんはそれだけみんなが好きってことだったんだろうね。
ああ、希ちゃん…ただひたすらに1つでも多くの幸福に包まれて生きていてくれ…

極めて近く、限りなく遠い世界

台本形式に近いドタバタ話

あぁ~読むの楽しいけど疲れた~~~字もたれ~~~~つらみ~~~~
ってなってたところにスイスイ深く考えることなく楽に読めた。

アレだけの結果を収めたμ's、その過程で分岐したうまくいかなかった世界の彼女たちを想像するのはなかなかにつらく、そして楽しい。
こういう時にも話題に上がらない絢瀬(弟)とか南(妹&姉)とか。

でも高坂穂乃果高坂穂乃果である以上、うまく行かなかったからといってうまく行ってる世界の自分たちを恨んだり妬んだりしないんじゃなかなぁという勝手なイメージ。世界が変わっても本質は変わらないみたいだし。そんなイメージをもたせる穂乃果はちょっとした宗教レベル。盲信。

グッバイエスタデイ アンド 

過去に戻る系矢澤のにこまき。
誤解されちゃうよ なんか言ってお願い 過去に戻るone day

ええ、その、読んだ方はわかると思いますが、ホント、なんといいますか、希ちゃんが、はい、端的に言わせていただきますと、女神かと。(にこまきの話をしろ)

μ's加入後の矢澤は本当に主人公向きな感じありますよね。熱い心を持ってるし面倒見が良かったり、行動力もある。何より自分自身の苦い思い出があるお陰で説教たれても説得力ある。

でも一人で苦しんでいた時期の自分自身を目の当たりにするのは結構キツイものがあると思います。
自分だってもし過去に飛ばされて、過去一番で最低だった時期の自分を目の当たりにしたらすごく嫌な気分になるだろう。
もしそこで傍観しているだけでなく、直接コンタクト取るとなった場合、その最低な時期の自分自身を叱責するのか、励まし背中を押してやるのか。ただ頭を撫でてやるのか。その場面を自分自信でも誰かでも想定してみると結構面白いと思うのでオススメです(何)

まだ1年だけど、既に影から見守るという行為をしはじめている希ちゃんに対して未来の矢澤から感謝の言葉を送られるのは、希にとって本当に嬉しい言葉だったんだろうなと思う。恋愛感情ちょっとしかない感じののぞにこをくれ。ああほんと東條希に幸多き日々を。(にこまきの話をしろ)


中学生真姫ちゃん。つらそう。尾崎さんの存在を認めなければ不憫というかつらそう。尾崎さんいない世界線ホントつらそう。他人の目を気にしないレベルの中二病でも発症しなければ生きていけないよ…
この話のまま1期本編が始まるとしたら、もしかすると「愛してるばんざーい」が2年前に出会った少女をイメージして真姫ちゃんが作った曲なのかもしれないという妄想ができる。ええやん。

仮面ライダー
「一介のスクールアイドルを、街の平和を脅かす怪人を駆逐する者
                        ーーー仮面ライダーに変身させる」
僕「なんで」

「ライバーとは、近頃巷を騒がせる怪人の通称である。元々はファンを指すネットスラングだったが、怪人化して犯罪に走る事件が多発し、現在に至る」
僕「いやなんで」


穂乃果「ちょいさァ!」
穂乃果「ところがぎっちょん!」



僕「いやそれダメでしょ

変身後の呼称も穂乃果から完全にアルケー呼ばわりになるし、バスターソードを使ってどうこう言ってる時点でそんな予感がしたけどセリフでもう確信に変わった。
ラブライブレードを足サーベルにしたのは大笑いした。
でもカラーリング的に穂乃果はアルケーよりスローネツヴァイだよね。偽物だからアルケーにしたんかな。

仮面ライダーはRX クウガ アギトの短い期間しか見てなかったから、そっちのネタには反応できなかったけど、ひたすらアルケーが暴れてて面白かった。でも元ネタわからないとアレなんかなと思わなくも…
あとは要所要所から感じられるニンジャアトモスフィア。
SFとは何でもアリ。なるほど。

「かつて流行し今でこそ衰退したと語られても、あらゆる娯楽のテーマに使われるサイエンスフィクション、略称SFが何かわからないとは。」
ごめんなさい…

バック・トゥ・ザ・バースデイ!
デロリアン要素はありません

過去の希ちゃんをみんなで祝うお話。

読み始めて数行進んだ時点で「SIDだこれ…」とわかる独特なあの文体。
SID特有の時折語りかけるような、本当にそのキャラが読み聞かせしているような文字の流れ、いいですよね。読んでいても全然疲れないというか。読みやすいというか。優しい。

ひたすらに良いお話だった。たくさんのぞえりしてたけど(まだ)とても仲の良い友達で済ませられるレベルだし、ヘーキヘーキ。拳を握る力がいつもより増してしまうのはお話が良かったから。きっとそう。

しかし過去も現在も希ちゃんかわいすぎ問題なんですよね。絵里誕生日パーティー後の帰り道での会話内容も、可愛いと言われて照れて否定する過去の希ちゃんも。もう。ああ。フゥ!

過去に飛んでしまった系はだいたいが、現在の自分と過去の自分が直接対面したりせずに終わる気がするので、面と向かって話しているこのお話はめったに無いような気がするので、そこもすこ。
でも流石に小学の時の自分と高校の時の自分が対面したら流石に同一人物だと気が付きそうだけど…いや、小学~高校の間でめちゃくちゃ希ちゃんの可愛さレベルとかが跳ね上がったとか。

タイトル的にもバックでトゥがフューチャーする感じのあれで、そっちの記憶が曖昧だけども1作目のラストは「え、またタイムワープできんの。っていうか今から行くの。マジで。わー」みたいな終わり方で締めてた気が。それのオマージュなのか、それともアニメラブライブ2期最終話を意識してなのか、ハッピーエンドでおーしまいという感じにはならず、まだ続きがあるんじゃ的な終わり方なのもいい。オマージュでもアニメ意識だとしても愛みたいなのが感じ取れた。希ちゃんたくさん幸せになれ。

Pules in angel.
マジでエンジェーの花陽
すげえ面白かった(端的)

3組それぞれの話をもっと尺を割いて、より感情移入したりできるようになれるぐらい長い作品でのリメイクを希望したいレベル。
漫画で言えば単行本10巻くらいかけてやってもらいたいレベル。
                                  ラ ブ ラ イ ブ レ ー ド
Longness Optical Variable Enhanced Lazear Initialize BLADE 通称L.O.V.E.L.I.BLADE
を始めとするハイテクノロジーの名前をうまい具合通称でネタとして入れ込んでくる遊び心に脱帽。アカシアときたらアネモネでしょって思ってたらほんとうに来た。マジエンジェーも笑った。きっと考えるとき楽しかったんじゃなかろうか。

ガンダム好きな僕としてはりんまきつばぜり合いのといころは熱い。ビームサーベル的なやつでの戦いはワクワクしますね。
技術の急速発展の理由もちゃんと付けられてて綺麗にできてるなぁと感動しました。

通称にネタを挟んできたり、演出だったり、こう、ウマい。
最初凛ちゃんのブレードはイエローだったけど、途中でターコイズ持ってたり。
いつのまにかソルゲ三つ巴になってた時には、気がついてなかったけど文中の表現で気付かされて「あ!すげえ!」と声が出た。
極めつけは364p.下段のあのくだり。すげえ。ウマい。ウマすぎる。

シャロン・アップルと化した矢澤にこ。太陽と化した高坂穂乃果。なんなんだ君たちは。

想いが声にとけるまで
μ’s(世襲式)の話

よくこんな設定思いつくなというのが最初の感想。
それを迎える前からオリジナルの存在に何かと似てる存在になってるけど、よりオリジナルの存在に近づく現象を「覚醒」と呼ぶのは真っ当な呼び方な気もするけど、スクフェスを意識したんじゃないかなと思わなくも。
確かにスクフェス内だと当然のように、同じ高坂穂乃果がたくさんいるわけだしそこからなのかな。それとも自分が知らないだけでSF的には結構王道な設定なのかしら。

一応物語は希望に続いてくエンドになるけど、結構怖くないですかねこれ…
本文中にも書かれているけど「個性すら奪っているように思えて空寒い」まさにこれ。
本編中の高坂穂乃果は、ある時期まで辺境の星で暮らしていて、オリジナルに近い存在だったとはいえ確実に別の存在であるし、それまでの彼女の暮らしがあったはず。
それを加入、覚醒を経て、より高坂穂乃果足りえる振る舞いを求められるということは、以前の彼女の暮らし、育ちを否定することにもなるのではないかと思ってしまう。

覚醒を迎えた後の言動や考え方を見てると、求められる前に本人がそうしたいと思ってやっているみたいだから、本編中の彼女たちはそう考えたりはしていないだろうけども。ちょっとこわい。
覚醒できずに去った者もいたという。描写こそされないけど、きっとすごく辛かったんだろうな。何者にもなれず、成し遂げることもできず。こわい。


覚醒前に起きる身体や精神の変化が、オリジナルの存在が抱えてた葛藤に由来しているっぽいところが素敵。あんまり雪穂のことを深く考えた時がないから話の流れは新鮮な気持ちで読めて楽しめました。
雪穂と亜里沙はどれだけ願ってもμ’sとして11人で同じステージに立つという願いは絶対に叶えられないんですよね。何が叶え!みんなの夢!だ。
そんな叶うはずのなかった願いを、本当に本物のμ’sではないとはいえ叶えられたことは素直に喜ぶべきことなのだと思うし、ちょっと潤んだ。
オリジナルの雪穂亜里沙は絶対このことを喜ぶし、きっと一番9人μ’sにこだわりを持ってたにこも、喜ぶ二人を見て「しょうがないわねー!」ぐらいのことを言ってくれるんだろうな。みんな優しいもんな。

1つ気になるというか、もっと描写して欲しいと思ったのがA-RISEの3人。
彼女たちにも覚醒を迎える上での葛藤があっただろうし、かつてのライバルであるμ’sをどう思っていたのか。オリジナルを世襲してツバサが穂乃果を誘拐してもおもしろそう。
機構側の妨害とかを彼女らもしっかりと拒否してるのもいいよね。やっぱり対等な立場で戦いたいとか、そういうプライドはしっかり受け継いでるんだろうな。かっこいい。

ユメノトビラ
この世界は幸福を願っている。
通称?光の書
みんな幸せエンドだったり笑い話で済んでたり。最初から恐ろしいモノしか想定してなかったからひたすら「良かった…幸せだな…みんな…良かった…」とか言いながら読んでた。

その御蔭でページ数の割にはすらすらと読めた気がします。
それでも結構時間かかりましたが…

SFということで、執筆者それぞれが書かれる物語の中の彼女らが、あくまで原作寄りというか、それに近い設定のまま書かれていたり、あるいは生まれや育ちの前提を新しいものに作り変えていたりと差があっておもしろい。時にはラブライブの2次創作であることを忘れるぐらいに。


今更な謝罪ですが、あくまで読書感そう文といいますか、僕がバーっと1読した時点での思ったこと、考えたことを書き連ねただけで、全くの見当外れで馬鹿馬鹿しい事を言ってるかもしれません。言い訳がましい事を言うと、あまりの物量に「早く読まなきゃ」とやや斜め読みになってる可能性もあるわけでして…
おばかのひとり言に過ぎないので不快な思いになっても鼻で笑い飛ばして頂ければ…

確実に言えるのは全編通して、読んでいながら「面白い」と思えたこと。じゃなかったら本読む習慣もない僕が読み終えられるわけがないんですから。


ひとまずこの素敵なユメノトビラを作ってくれた、携わった方々へ感謝を。
そしてここまでお付き合いいただきありがとうございました。




next:キボウノユクエ
のはずだけど。
キボウノユクエハフメイ。まだ3編しか読んでないけど果たして読み終わるのはいつになることか。そして感想を書き終えるのは。がんばろう。希望、探そう。なさそう。

読書感そう文「心中合同And Then There Were None」を読んで

心中 1.相愛の男女が合意上で一緒に死ぬこと
   2.人に対して義理を守ること
   3.ある人物と運命をともにすること
   4.愛し合っている男女が指や髪を切ったりして、愛情の変わらないことを示すこと


         「」                「
    「」 And     Then     There 「
          「」  Were   None    「
」                「」                「


さまざまなものの「さいご」を描いた、「中」合同誌

pixiv 特設サイト

ロクにフォントもいじれないしセンスもないのに装飾っぽいことするのやめたら?                               













本当になんでラブライブでこんなものだそうと思いつくんですかね…
前回感そう文を書かせてもらった圏外呼吸。アレも相当やばそうな雰囲気が漂ってましたが意外や意外、あんまり(?)人が死んだりはしませんでした。が

今回の心中合同ではまず前提が「心中」「さいご」から始まります。
華のスクールアイドルと遠くかけ離れた言葉であって欲しい心中。それがテーマとなればそれはもう、買うしか無いでしょう!(満面の笑み)
と言った感じで僕ラブ6で買った本作品。会場には自分意外にも買ってる人が結構いた。やっぱ好きなんすねぇ。

というわけで各作品を読んで思ったことをつらつらと


にこまき。マンガ形式。
正直に言うと「さあどんな方法で華のスクールアイドルが殺されていくやら」と児童向けひみつずかん!ばりの下衆いテンションで読み始めた故にまずこの作品に頭をガツンとやられました。死ぬのは生命的なものだけじゃなくて精神的なモノもあるんやな…
医療の道に進んでいる真姫とツインテールをやめたにこ。それでもにこは真姫の前で涙を見せようとはしない、悲しさをできるだけ残そうとしないやさしい先輩。
どうして真姫だけが窓辺にいてそこから動かず、にこだけが扉から出て行くんですかね。

窓辺にいることで光は当たる(医者の輝かしい道)けど動かない、動けない(決められた道)
扉を開けることができる(自分で道を決められる)けどその先に光が当たるかどうかはわからない
みたいな二人の進路の比喩?短いからこそ、深読みしようとすればいくらでもできそう。

神様なんて大っ嫌いだ!
にことほのかの話。小説形式。
感想を一言で表すなら、素人童貞にこちゃん
エロ漫画読んで「セックスってすごくすごそう」と思ったはいいけど実際やってみたら「そこまででもねぇな…」みたいな(?)
これを読んで思い出したのが夢と手段と目的のお話。
「野球選手になる!」これだけを夢と扱う人は多いけど、結局そこは手段でしかない。
野球選手になって何がしたいのか、そこに当てはまるものが本当に夢、目的といえるわけで。

この矢澤は「アイドル」になって何がしたかったんですかね。
多分アイドルになって何かをしたかったんじゃなくて、自分自身が輝いた存在でありたいと思ってたんじゃないかなぁ。小さい頃から一番輝いているように見えた存在がアイドルだっただけで、本当にアイドルになって何かがしたかったわけではないのかなと。

だからアイドル以上に輝いて、幸せを手にしている穂乃果と、いろんな部分で自分以上に恵まれた穂乃果からの施しに気づかずいい気分になっていた自分。今から穂乃果のような輝きを手にしようとしても遅すぎて、自分はアイドル以外のことに手を付けなさ過ぎた。

穂乃果は何も悪いことはしていないけど、矢澤に傷を付けたのはほとんど穂乃果が原因なのが悲しい。きっとこの穂乃果は娘ができてもアイドルの道には進ませないし、もしかしたらスクールアイドル時代のことも話したがらなくなってしまうかもしれない。悲しい。

さいしょにうしなうさいごのことば
The・心中    こういう死に方ちょっと憧れちゃうよね(ダメ)
えりとほのか。マンガ形式。
なんと作中出てくるセリフが「穂乃果」「絵里ちゃん」のみ。
よくもまあそんな思い切ったことができるものだなぁと。
二人は幸せな夢に包まれて終了。
ここに至るまでの状況とかは一切ないので9割想像にお任せでフロムゲーもびっくり。

私事ではあるけど職業柄普通の人より死の場面に会うことが多いわけですが、苦しんだり、誰も見てないとこで息が止まったりするよりもよっぽど理想的で幸せな死に方だと思うんですよ。望んだ死。
ぼくも好きな人と向き合って手を繋いで、互いに名前を呼びながらふんわりと旅立ちたい(錯乱)

Kryie eleison             …Kyrieじゃないの…?
まだ各作品を1読だけしかしてないけど、暫定1位ですき
決して希ちゃん視点で話が進むからではない。
のぞみほのかと後7人がちらほらでてくる小説形式。
「一番じゃないけれど、大好きだったよ」これほんとすき
大切な人を失った二人のお話。
希ちゃんはまあいいとして、穂乃果は本当に未練みたいなものが無かったのかなぁ。
でもまあ生物として本能的に抵抗はするだろうから、そういう反応≒未練あるってわけではないのかな。

作中希ちゃんが過ごした数日は、自分から見たらとっても楽しそうで充実した日に見える。
近所に優しそうな顔見知りなんかもできて、かつての級友達と再開して、次会ったらはどこにいこうか?なんなら全部いけるまで!なんて会話を交わして、同居人と楽しく買い物なんかして。まあ同居人もアレなのでそこはいいとして、自分だったら未練残りまくると思う。

それでも二人が旅立ちを選ぶのは、それだけ大切な人が好きだったからなんだろうなぁ。
きっとアリサを見るのが日に日に辛くなっていったんだろうなぁ。
そこまで人を好きになることができるでしょうか。なってみたい。誰か好きにならせて(?)
この後他の7人はどんな反応するのだろうか。次から次に行ってしまいそう。こわい。でもすき。

白いなどらない
「あぁ、これ多分卒業後数年経ったら本当にこの二人死ぬな」
めっちゃ頑張るえりに「そんな頑張らなくてもええんよ」と優しく諭す希ちゃん。天使か。
漫画形式。とってもえりが重い。めんどくせえ。
数少ない高校現役時代を描いた作品。ほとんど数年後の話だもの…

このえりはどうしてこんなに頑張ってしまう子になってしまったのか、どうしてそうしなければ居場所がなくなると思ってしまう子になってしまったのか。
糞がつくほど真面目なえりに飄々とした希ちゃんは相性いいんだろうなぁ…のぞえりが流行るのもうなずける気がする。でものぞえり見ると心が乱されるのでダメ(私怨)
しっかりと書かれててそんなに思案を巡らす場所もないさっぱりとしてるし話も優しい。
普通によかったとおもう(KONAMI

相憐
うみまき小説形式。
推理小説か何か…?
数少ない高校現役時代を描いた作品その2
中合同の中でおそらくいちばん読み解く部分が多い作品。
ぶっちゃけ僕の読解力で1読しただけでは「よくわからなかったけどすごくすごい」ぐらいしか出てこない。
開幕真姫ちゃんが言ってることは本当なのかという部分から始まるし、作中真姫ちゃんのセリフ全般が熟読必須でとっても難しい。

圏外呼吸の「虜」と同じ作者なのだけども、形影相憐の作中で真姫は
「取捨選択は大事よ、海未先輩。私ね、最近は本当にそう思うの。いらないものにかかずらって時間を無駄にするってことは、イコール自分の価値も下げるってことだもの。手早く見極めないとね」p.72
と言ってる。今手元に圏外呼吸が無いのではっきり確認できないけど、似たようなことを虜の作中でも真姫が言っていたような気がする。

そして本作中真姫は、海未のことを明らかに故意で「海未先輩」と先輩呼ばわりする。
圏外呼吸の虜では、真姫は凛から明らかに故意で「西木野さん」と他人行儀な呼ばわりをされてましたね。
作者、耀斗先生の中の真姫ちゃん像がかっちり固まっているということなのか、それとも、もしかしたら虜の真姫ちゃんと形影相憐の真姫ちゃんは同一の存在だった…?
(だとしたら凛ちゃん大戦犯モノでしょ…)

時折「海未先輩」呼ばわりから「海未」に戻る時があるのも気になる。単に真姫の気の緩み?なにか意味ある?ああ途方も無い。

相憐というからにはきっと真姫も海未も、互いに互いのことをかわいそうと思っているのだろう。
せっかく医者の娘なのにその道に行く事を迷っている。誇りを受け継ぐというのはこんなにも素晴らしいのに。かわいそうだ。
あの人は与えられたものだけで満足している。選ぼうと思えば選べるのに。かわいそうだ。
こんな風に互いを憐れんでいるんだろう。なんだかSIDの真姫ちゃん退部阻止事件を思い出す。
真面目だったり環境だったりで、少しだけ似てるんだろうなこの二人。うみまき。流行ってもいいんじゃない。

あとちょいちょい話の中に出てくる、海未と真姫の誕生日が1ヶ月しか差がないというお話。
僕はこの設定が大好きなのでこの話が出てきただけでも美味しい気分。
「あと1ヵ月遅ければor早ければ、あなたともっと!ずっと!一緒に居られたのに!」
みたいな駄々をこねる海未か真姫のうみまき。流行って。

君と私の関係
アイドルとして大成したにことまきのマンガ形式。
僕はわりと独占欲的なのが強いので真姫ちゃんの気持ちが結構わかる(わかり手)
きっと活躍するにこを見れば見るほど心のなかがぐるぐるしていくんだろうなぁ。
芝居とはいえ男といい雰囲気になろうものならもうヒステリックもんになりそう。
今は何とかなってるだろうけど、これいつか限界が来て、こじれてうまく行かなくなっちゃうよね…そして窓辺へ続く…?(安易なクロスオーバー)

には言えない
ことうみ小説形式。
ことうみ。イエス。なのだけども。
最初に出た感想が「え、終わり…?」
すごく豪華絢爛是卓食材を並べられてこれから料理するのかと思ったら「はい!おしまいです!」と言われたような、スクフェスイベントでSIDコラボのストーリー2章あたりによくある(すると…)で急に一回区切られた時のような(わかりづらい)
まあ本文自体も本作品の小説形式の中で一番短いのだけども。
すごくおあずけ食らった気分。

この話の中で頭がオカシイのは海未なのかことりなのか。子猫2匹が死んだことを「お祝い」することりも異質に感じるし、コミュニュケーションを全般的に諦めてる海未も異質に感じるし、もしかしたらどっちもおかしいのかもしれない。とにかく、足りないなぁと思ってしまった。
ここから二人の関係がどうなるかとか…君には言えないけど君には言える相手が出てきたりとか…続きは…続きは無いんですか…(切実)

Self-Reference ENGINE
相原先生 × ことうみ = おれはしぬ
ことうみマンガ形式。
首絞めックスがサブリミナルする園田。
最高。残念ながらキモオタ脳が作動して深い事を考えられない。
このことりが別に園田に特別好意を持ってないとしたらとんでもない女だぜ!ずるい!やめろ!やめるな!
本当に二人が可愛いヤバイぐらいの感想しか出てこないのが悔しい。

And Then There Were None
そして誰もいなくなった
某495歳の紅妹の影響で興味を持った人も居たんじゃないんでしょうか。僕です。
もしかして心中の死因もこれになぞられるのではと思ったけどそれは心中じゃないしそれじゃただのパロディだ。
μ`sが10人ならパロディできるなとか、最後の一人は読者自身あなただとかベタな落ちすればできるかなとか思ったりもした。
実際本作のどの作品でもりんぱながそうなることは全くなかったので誰もいなくなることはないね。安心。


番外
【心中合同】And Then There Were None の感想および考察
本文中にも書いてありますが、自分の前回の圏外呼吸の読書感そう文が起爆剤となってこれを書くに至ったそうです。
なんとまあありがたいことか。よくもまああんな小学生並みの読書感想文を読んで思い立ってくれたことか。名古屋事故編でも誰かの火種になれることはとっても嬉しい。穂乃果みたいで。(まだ言う)

とまあ、この考察本文内容ですが、僕は割と簡単に他人の意見を鵜呑みにしてしまうフシがあるので1読終えた自分自身の感想を書きたいがために、流し見程度に止め、しっかりと目を通していませんでした。が、やっとこさここまで書き終えたので、早速読ませていただきました。


読ませていただきました。




読ませていただきました。



     ____  
   /      \
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/    (●)  (●) \  これ俺いらないな
|       (__人__)    |  
/     ∩ノ ⊃  /
(  \ / _ノ |  |
.\ “  /__|  |  
  \ /___ /  

こちらのほうが圧倒的に熟読してるし熟考してるし、そもそも俺見当外れな解釈してんじゃねえのと不安な気持ちに。しっかりとした考察が読みたいならぜひこちらをお読みくださいませ。

あぁ読解力。読解力をくれ。アマゾン、アマゾンにはないのか。ジャスコは、ジャスコはどうだ

いいんです。あくまで読書感そう文なんですから。小学生並でいいじゃないですか…
兎にも角にも何らかのバトンのようなものがつながるのは嬉しいものです。またこのページをみて、書こうかなと思ってくれる人が増えたなら嬉しいです。
3時間位かかった…